公募番号識別子 : ICT-07-2017
公表日時:2015年10月14日
アクションタイプ:CSA協力およびサポートアクション、RIA研究およびイノベーションアクション
締め切りモデル:単一ステージ
開始日時:2016年5月10日
締め切り:2016年11月8日、17:00
タイムゾーン:(ブリュッセル時間)
本課題は 5G PPP(ヨーロッパの次世代通信産業発展のための戦略的な官民協力体制)のイニシアチブを形成しており、その第二段階はこの LEIT-ICT(Leadership inEnabling and Industrial Technologies - Informationand Communication Technology : 有効なリーダーシップおよび産業技術・情報通信技術)研究プログラム下で実行される。
本課題は、異なる「ニッチ市場の」実行要求に対して柔軟に適応させる能力をつかい、現在よりも広い必要条件の配列をサポートする能力をつけることによって、現在および今後予想されるネットワークインフラの制限を排除することである。
そのビジョンは、現在から 10 年以内に電気通信と IT が、さまざまな有線および無線機能のシームレスな統合で、高機能で柔軟な共通の 5G ユビキタスインフラに統合されることである。
5G ネットワークは、ますます高性能になるユーザー端末や接続されている機械とモノの無限に多様な組み合わせに対応できるよう、さまざまな使用ケースや適用領域/ニッチ市場からの広範囲のサービスをカバーする必要がある。
それは、ますます広がるクラウドベースのサービスアクセスにうまく対応するためであり(インターネット通信量の 90%がデータセンター経由になる)、ハードウェアやソフトウェア、あるいは認知オブジェクト自体を所有する必要なく、「クライアント・サーバ」モデルからサービスとしての「モノ」(XaaS)への転換をサポートするためである。
ネットワーク要素は、ユースケースの関数として制御機能を実現するために、プログラム可能なリソースやインターフェイス、仮想化技術に基づく機能を集める「コンピューティングと同等」の要素になる。この課題は、新しいネットワーク構成への移行と同様、コスト関数(CAPEX/ OPEX、設備投資/運用コスト)や希少資源(例えばエネルギー、スペクトル)の最適化を含む。
特殊な問題としては、フェイズ 1(WP2014-2015)[1]の作業と結果を活用すること、そして概念や実験者の証明の上に加速することがあげられる。
[1] これは、Horizon2020 のコンテクストのもと実行された結果に限定されるものではなく、他の研究イノベーションの取り組み、例えばメンバー国におけるもの、から生まれた結果が含まれうる。
技術的成熟が可能な場合、最も要求の厳しい KPI(重要業績評価指標)や最も有望な 5G 技術のオプションにおける研究結果の評価は、革新的な要件を動かす潜在的な数々の「専門市場」部門と連携したユースケースのコンテクストで実行された実験的テストによってサポートされる。
この検証活動は、重要な規格化(3G PP)やこの WP 実行期間にわたって現れるスペクトル(WRC19)マイルストーンのコンテクストの中で大胆に活用されることも期待されている。